函館とロシアの交流の歴史について研究している、函館日ロ交流史研究会のページです。 このページは、会報をはじめ、これまでの刊行物や活動成果を公開しています。

'94函館・ロシア極東交流史シンポジウム「函館・ロシアの交流を探る」―日露関係史・その過去と現在― 報告書

1994年9月 6日 Posted in 刊行物

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■日時 1994年9月6日

■場所 ロシア科学アカデミー極東支部 極東諸民族歴史・考古・民俗学研究所(ウラジオストク、ロシア)

■目次

  • 鈴木旭(函館大学)
     1907年の日露漁業協約と両国の漁業関係
  • S.N.イリイン(ロシア国立極東大学)
     極東ロシアにおける日本語の教授(歴史と現代)
  • 永野弥三雄(函館大学)
     19世紀後半におけるサハリンの漁業経営について
  • V.V.ソーニン(ロシア国立極東大学)
     北サハリンにおける日本の行政機関とその法律創案の活動(1920-1925年)
  • 榎森進(東北学院大学)
     江戸時代末期におけるサハリンをめぐる日ロ関係-日本の「鎖国」体制の崩壊過程との関わりで-
  • 桜庭宏(茨城県歴史資料館)
     覚書 日露戦争前後における地域新聞のロシア観-『いはらき』新聞の報道から-
  • 清水恵(函館市史編さん室)
     19世紀後半から20世紀初頭の函館のロシア語学習事情
  • 桧山真一(立命館大学)
     日ロ戦争前後の日本におけるエヴゲーニイ・スパリヴィン
  • 沢田和彦(埼玉大学)
     ブロニスワフ・ピウツスキと日本
  • 秋月俊幸(北海道大学)
     日本人捕虜五郎治のシベリヤ遍歴
  • V.V.コジェブニコフ(ロシア科学アカデミー極東支部)
     ロ日関係の形成における北海道の役割
  • A.T.マンドリク(ロシア科学アカデミー極東支部)
     19世紀半ばから20世紀初頭のロ日漁業関係史
  • L.I.ガリャモバ(ロシア科学アカデミー極東支部)
     ロシア極東の労働市場における日本人労働者(19世紀末-20世紀初頭)