入会をご希望の方は、事務局宛に入会希望の旨と、氏名、住所、電話番号等、職業をご連絡ください。ご連絡をいただいた後、郵便振替用紙をお送りしますので、年会費2000円を指定口座にご入金ください。確認できしだい、会員として名簿に登録し、以降、会報や様々なご連絡を差し上げます。
事務局 E-Mail info★hakodate-russia.com
★を@に換えて送信してください。
函館日ロ交流史研究会会則
一 この会は函館日ロ交流史研究会という。
二 この会は事務所を函館市におく。
三 この会は日本とロシア、とくに函館とロシア極東地域の交流史に関する研究を行い相互の経済・学術文化交流の強化を目的とする。
四 この会は第三条の目的を達成するために次の事業を行う。
1研究会・調査事業
2会誌の発行
3普及のための事業
4その他必要とする事業
五 この会の会員を次の二種とする
1正会員 この会の趣旨に賛同し、規定の会費を納める個人・団体
2特別会員 ロシア科学アカデミー極東支部歴史学研究所研究員、及び特に会長が認めた者
会員は会誌の頒布をうけるほか、第四条の事業に参加することができる。
六 この会は一年に一回総会を開く。但し必要に応じて臨時総会を開くことができる。
七 この会に代表世話人をおく。代表世話人は会務を総括し、会を代表する。
代表世話人は総会で会員中よりこれを選任する。
代表世話人の任期は二年とし、再任を妨げない。また互選により世話人複数名を選び、会の運営にあたる。
八 この会の経費は、会費・事業収入・寄付金等によってまかなう。
会費は年額二千円とする。
付則 会則の変更は総会の決議による。
※2004年度総会にて、会長-幹事制から代表世話人-世話人制へ移行
活動のあゆみ
1993
2.20 函館日ロ交流史研究会発会式を行う(会員32名)、会長に鈴木旭が就任する
7. 5 1993第1回研究会・埼玉大学沢田和彦「新潟と北洋漁業」
8.31 「北海道―歴史と現状」(ロシア語版・ロシア科学アカデミー極東支部極東諸民族歴史考古民族学研究所〔以下アカデミー研究所と略す〕Z.モルグン他著=当会員)の発行
9.14 1993第2回研究会・青森県鰺ヶ沢町嘱託N.クズメンコ「文化の勢いと文化交流の論理」他
9.15 1993函館・ロシア極東交流史シンポジウム「函館・ロシアの交流を探る―その歴史・文化・経済」(アカデミー研究所B.M.アフォーニン「日ロ関係の発展における人的交流の役割」、一橋大学中村喜和「函館のロシア人旧教徒の生活」他)
10. 7 同上シンポジウム「報告書」刊行
1994
4. 2 1994第1回研究会・函館市史編さん室清水恵「函館におけるロシア語学習の歴史」
9. 4~8 1994函館・ロシア極東交流史シンポジウム「ロシア・日本交流の歴史:過去と現在」(アカデミー研究所V.V.コジェブニコフ「日ロ関係の形成における北海道の役割」、函館大学鈴木旭「1907年の日露漁業協約と両国の漁業関係」他) ウラジオストクにおいて開催
10. 9 1994第2回研究会・アカデミー研究所B.M.アフォーニン「ウラジオストク最新事情」他
1995
2.11 1994第3回研究会・函館市北方民族資料館長谷部一弘「ウラジオストクの近況」
2.11 1994シンポジウム「報告書」刊行
4. 8 1995第1回研究会・ロシア極東大学函館校A.トリョフスビャツキー「北方領土の一考察」
10. 7 1995函館・ロシア極東交流史シンポジウム「函館・ロシアの交流を探る―サハリン・千島をめぐって」(アカデミー研究所A.T.マンドリク「1920-30年代のロシア太平洋沿岸地域における漁業への日本企業家の投資」、北海道大学秋月俊幸「日露関係と蝦夷地」他)
10. 8 1995第2回研究会・アカデミー研究所L.ラーリナ「ロシア極東住民の日本人観」、函館大学永野弥三雄「ロシア領・日本領の各時期におけるサハリン島漁業事情」他
1996
2.15 1994第3回研究会・市立函館博物館長谷部一弘「在サンクトペテルブルクのアイヌ資料について」
3.31 1995シンポジウム「報告書」刊行
4.13 1996第1回研究会・写真史研究家桑嶋洋一「追跡―ディアナ号の大砲」
6.18~20 1996函館・ロシア極東交流史シンポジウム「世界史のコンテキストにおけるロシア極東:過去から未来へ」(東北学院大学榎森進「アイヌ民族の過去と未来」他) ウラジオストクにおいて開催
9.21 1996第2回研究会・北海道議員輪島幸雄「私とロシア―一地方政治家の視座-」
12.18 1996第3回研究会・ロシア極東大学函館校A.トリョフスビャツキー「リュシコフ将軍亡命事件」
1997
5.16
1997第1回研究会・東北学院大学榎森進「北のシルクロード」 7.31 | 1997第2回研究会・函館市史編さん室清水恵「大連の小学校教師宗像英雄と亡命ロシア人作家バイコフとの交流」 | 8.12~16 | サハリン・ユジノサハリンスク調査旅行(サハリン州近現代史料センター、国立サハリン州文書館、州立サハリン郷土史博物館の史料所在調査およびミニ・シンポを実施。サハリン・ク-リル研究会会員との交流を行う) |
11. 7~8 | 市民交流セミナー「函館はいかにしてロシア極東地域との交流拠点をなりうるか―歴史・文化・経済交流を求めて」(アカデミー研究所V.V.コジェブニコフ「ウラジオストク市と函館市との関係」、サハリン州近現代史料センターM.C.ヴィソ-コフ「歴史の共同研究について」、北海道大学原暉之「明治期のウラジオストク新聞通信員」他)
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1998
| 1.31 | 1997第3回研究会・青森市国際交流推進室工藤朝彦「青森の白系ロシア人のこと」 |
3.31 | 市民セミナー「報告書」刊行
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3.31 | 「市立函館図書館所蔵ロシア語資料目録Ⅰ」発行
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5. 2 | 1998第1回研究会・市立函館博物館佐藤理夫「渡り鳥の日ロ交流」
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7.17 | 談話会・ロシア極東大学函館校S.イリイン「函館こそがロシアセンターの設立に相応しい」
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8.30~ 9. 6 | 1998函館・ロシア極東交流史シンポジウム「世界史のコンテキストにおけるロシア極東:過去から未来へ」(元岡山大学保田孝一「ロシア革命前の日露関係」他) ウラジオストクにて開催
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10.16 | シンポジウム報告会・鈴木旭「ウラジオストクのシンポジウムに参加して」
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12.13 | 原点から探る日ロ交流―初代ロシア領事赴任140年記念フォーラム―(出席者:原暉之北大教授、パノフ駐日ロシア大使、荒井信雄北海道地域総研理事長、丹波実外務審議官、イリイン極東大学函館校長、鈴木千恵氏)NHKと共催(後日BSフォーラムとして全国放送)
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1999
| 1.31 | 1998第2回研究会・菅原繁昭「最初にウラジオストクを訪れた函館の人―もう一つの浦塩斯徳紀行」 |
4.17 | 1999第1回研究会・関秀志「北海道とロシア由来の馬橇」
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7.10 | 1999第2回研究会・ロシア極東大学函館校F.B.デルカーチ「函館での1年間」
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11.13~14 | ロシア国立極東総合大学100周年「函館・日ロ交流フェスティバル」において定例研究会「日ロ交流の接点を求めて―両国関係の歴史を学ぶ」を開催(永野弥三雄、アナトーリイ・マンドリク、ゾーヤ・モルグンの報告) |
2000
| 3.25 | 茶話会開催・函館市国際交流課長池田英治「函館市のロシアとの交流のあり方」 |
5.13 | 2000年第1回研究会 青森公立大学教授A.A.トルストグーゾフ「青森公立大学でのロシア語教育」、 同大留学生イワン・カシェーエフ「ウラジオストクの日本クラブ紹介」 |
2001 5.16 | 2001年第1回研究会・鈴木旭「カムチャツカ訪問記」 |
7
.28 | 茶話会・安井亮平「高須治助をめぐって」
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11.10 | ロシア極東大学函館校「ロシアまつり」において工藤精一郎講演会「ロシアとロシア人」の開催
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2002
| 2.13 | 報告会・アルセーニエフ博物館学術協議会書記スヴェトラーナ・ルスナーク「ハルビンの白系ロシア人」
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4.27 | 2002年第1回研究会・岸甫一「北の大航海時代―ラクスマン来航を中心に」 |
5. 7~ 9 | ゴーリキー・ドラマ劇場函館公演においてパネル展示の担当 |
6. 7 | 2002年第2回研究会・A.トリョフスビャツキイ「アニワ湾のムラヴィヨフ哨所とサハリン問題の発端」、佐藤一成「北海道函館商業学校ロシア語担当教員中、最近当時の状況が判明した3名について」 |
6. 7~ 9 | 来日ロシア人研究会函館合宿への参加
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2003
| 1.25 | 2002年第3回研究会・倉田有佳「元山のロシア人避難民(1922年秋)函館港における「マグニット号」とその周辺をめぐって」、岸甫一「ウラジオストク訪問の印象から」岸甫一氏 |
2. 2 | 報告会・アレクサンドル・コスタノフ「ロシア連邦のアルヒーフにおける1904~1945年の北サハリン史の原資料」
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5.24 | 2003年第1回研究会・中村和之「新発見の「重建永寧寺碑」拓本をめぐって」、清水恵「函館とロシア料理」
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7.19 | 2003年第2回研究会・神長英輔「サハリン島の漁業をめぐるロシア政府の対応」、権平恒志「ゴシケーヴィチ記念学会取材より」
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12.13 | 創立10周年記念 2003函館・ロシア極東交流史シンポジウム「大正・昭和期に函館に来たロシア人」(鈴木旭「研究会の10年を顧みて」、ガリーナ・アセーエヴァ(コーディネーター小山内道子)「函館で暮らした頃の思い出」他) 函館において開催
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2004 |
3.31 | 創立10周年記念誌「函館とロシアの交流」を発行 |
5.22 | 2004年度総会 運営体制を変更、代表世話人制とし、長谷部一弘が就任、第1回研究会・長谷部一弘「函館とウラジオストクとの新たな交流―文化・学術交流、はじめの一歩―」
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7. 5~11 | 2004年度沿海地方国立アルセニエフ博物館・市立函館博物館姉妹提携2周年記念企画展「ウラジオストクと函館―歴史、文化の経験―」開催
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7.14 | 第2回研究会「アルセニエフ博物館について」アルセニエフ博物館主任研究員イライダ・バプツェヴァ、写真所蔵専門家イライダ・クリメンコ、ウラジオストク日本センター職員・通訳オリガ・スマローコヴァ
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9.26 | 第3回研究会「コーカサス情勢 ―民族紛争とカスピ海地域のエネルギー資源を中心に―」廣瀬徹也 |
2005
| 4.16 | 2005第1回研究会・桑嶋洋一「ディアナ号の大砲を巡って」、ハリストス正教会訪問 |
6.26~29 | 日露修好150周年回航事業に参加、28日・船上セミナー「函館に関わる日露交流史」を担当(岸甫一)
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6.29 | 日露修好150周年回航事業 船上レセプション(函館・西埠頭)に出席(代表世話人ほか)
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7. 1~ 5 | ウラジオストク建都145周年記念公式訪問団に文化交流団の一員として参加。ウラジオストク日本センター附属日本文化同好会との交流事業、アルセニエフ博物館で市立函館博物館とともに展示を実施等。帰函後報告書「ウラジオストク訪問記」を発行 |
7.18 | 第2回研究会(報告会)・長谷部一弘「建都ウラジオストク145周年記念訪問について」、岸甫一「『日露修好150周年回航の船』について」
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11.17 | ロシア極東国立総合大学留学生との交流会を開催 |
12.24 | 清水恵「函館・ロシア その交流の軌跡」を発行 |