函館とロシアの交流の歴史について研究している、函館日ロ交流史研究会のページです。 このページは、会報をはじめ、これまでの刊行物や活動成果を公開しています。

歴風会「歴風文化賞」の受賞

2023年5月 6日 Posted in 会報
 当会のこれまでの活動が認められ、「函館の歴史的風土を守る会」の第38回歴風文化賞の団体賞を当会が受賞しました。
 函館の歴史的風土を守る会は、函館の豊かな歴史的遺産を守り、次の世代に伝えていくために設立された住民による団体です。1978年(昭和53)年の創立以来活動を続け、1984年(昭和59)には歴風文化賞も設立されました。
以来、函館の原風景や保存建築物、再生保存建築物、個人、団体などを対象として表彰が続けられ、今回(第38回)は、当会とともに、原風景として幸坂、保存建築物として渡部平吉邸、再生建築物としてCafè TUTUが選ばれました。
 表彰式は2月11日(木)に函館市地域交流まちづくりセンターで行われ、それぞれの受賞者代表が出席して表彰を受けました。新型コロナウイルス感染症予防の観点から、大規模な授賞式は開催されませんでしたが、当会からは世話人代表の倉田のほか、事務局の奥野、および市内会員の中嶋、猟古が出席しました。
 以下に、配布資料に掲載された受賞理由を紹介します。

団体賞 函館日ロ交流史研究会
函館市末広町 代表世話人 倉田有佳 様

 函館日ロ交流史研究会は函館とロシア極東を中心とした、日本とロシアの交流の歴史を研究し、相互の学術・経済交流の強化を目的に活動を行っている会員34名の団体である。
 活動はロシアの研究機関とのシンポジウム、函館に居住していたロシア人を招いた講演会、日ロ交流史に関わるフォーラムを開催するとともに、姉妹都市への訪問団の派遣などの交流を行ってきた。
 現在は主に年数回の研究会を開催し、その報告や会員からの原稿を元に会報を年1~2回発行、これらの情報をホームページでも発信している。
 「函館日ロ交流史」の函館とロシアの交流史に関する様々な研究、活動を高く評価する。

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授賞式の様子と表彰状を囲んでの記念写真

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「会報」No.42 2021.8.1 事務局から